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小笠原先生の「明日の空(Tomorrow’s sky)に向かって」66

小笠原先生のコラム

小笠原先生 小笠原 隆政(おがさわら たかまさ) <プロフィール>
塾ミシガン高知 代表
・1985年 米国ミシガン大学の語学理論を用いた英語・英会話教室を開設
不変の語学理論(聴・話・読・書)の応用実践教育を展開
学習時間が自由に選べてキャンセル、変更が自由にできるチケット制を導入
・2004年 英語教室では大変成果があがり、多くの方に切望されていた総合塾に改編
パソコン教材も導入し、他の科目も語学理論に沿って立体的に応用指導
・2015年 教室創立30周年名大SKY連載コラム「明日の空に向かって」の執筆開始
教室が英語の四技能を測れるCBT検定の「GTEC」検定会場に認定される
大きな塾よりは自分の目の届く範囲での直接指導塾にこだわって経営している

 

7月になり、まだ新型コロナウイルスの患者は東京などでは発生し続けているが、その発生している割にはコントロールできているらしく、以前のような騒ぎにはなっていない。このウイルスは撲滅はできないようで、ワクチンが出来ても毎年流行するインフルエンザのように、人類は永く共存してゆかなければいけないらしい。またこの新型ウイルスは、感染しても発症はしない人もいるというからとても始末が悪いし、我々の恐れるところだ。

 

それを防ぐためにひたすら自粛して家にこもっていると、コロナには感染しなくても人間として精神的にも肉体的にも、病気以上に異常を来すようにも思う。かといって患者が発生している接客業のお店には行きたくもないから、確かに家飲みが増えて、あまり外でお金を使わなくなったのも事実だ。高齢者には昼食を食べさせて、好きな歌を歌わせるカラオケ喫茶があるようだが、そこでもまた集団感染(クラスター)が発生しているというから、大きな声で歌ってストレスを定期的に発散してきた私には、またまたストレスが溜まってしまう。

 

最近20年以上乗っている原付バイクの調子がいまいちで、見てもらったら「もう寿命ですからいつ壊れてもおかしくありませんね・・・」とは行きつけのバイク屋の主人の話であった。限定解除の大型二輪の免許を持ちながら、20年以上前に当時30万円もかかった無事故の屋根付き原付バイクである。そのバイクは今はもう売っていなくて、壊れたパーツはネットで見つけて直して乗っているし、錆びたところを自分で補修などしながら乗り潰すつもりではいるが、突然動かなくなっても困るので、昨年くらいから同じように屋根付きスクーターの出物を探していた。先月たまたま目にしたネット販売記事で心奪われる屋根付きスクターが見つかり、値段もかなり安かったので早速問い合わせし即購入、今自分での慣らし運転をしている。高速道路を7~80キロでクルージングすると、車では味わえないまるで空中を駆け抜けているような爽快感を感じて、今まで忘れていた若かりし頃の血の流れを体中に感じるのである。近県の研修や塾長会にはぜひこのスクーターで行ってみたいと思うし、通勤などにも使いたいと思っている。そして将来の夢だが、日本一周などもこれでやってみたい。

 

コロナ後は少し自分自身の趣味に時間を使おうと思う。塾経営をいろいろ考え焦って行動したところで経費ばかりかさみ、以前のようにはなかなか戻らないのだ。しかし苦しい経営ながら何とか回っているから、好きな事をしてコロナで煮詰まった気分や発想を、変えてみたいと思うのである。年配者にはバイクは危ないとも言われがちだが、逆に車よりは安全運転にはいろいろ神経や体力を使う必要があり、心体的な若返りには効果があるようにも思う。そして目指すは「ソロバイクツーリングキャンパー」だ。スクーターで田舎道をコトコト走らせ、自然の中でキャンプサイトでのかがり火を見ながら、一人じっくり今後の自分と対峙したい。急がば回れ、それが今の私の塾経営哲学である。

 

そのキャンプ地でアフターコロナのへの妙案も、きっと浮かんでくることだろう・・・。

 

To be continued・・・

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