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小笠原先生の
「明日の空(Tomorrow’s sky)に向かって」3

小笠原先生のコラム

小笠原先生 小笠原 隆政(おがさわら たかまさ) <プロフィール>
塾ミシガン高知 代表
・1985年 米国ミシガン大学の語学理論を用いた英語・英会話教室を開設
不変の語学理論(聴・話・読・書)の応用実践教育を展開
学習時間が自由に選べてキャンセル、変更が自由にできるチケット制を導入
・2004年 英語教室では大変成果があがり、多くの方に切望されていた総合塾に改編
パソコン教材も導入し、他の科目も語学理論に沿って立体的に応用指導
・2015年 教室創立30周年名大SKY連載コラム「明日の空に向かって」の執筆開始
教室が英語の四技能を測れるCBT検定の「GTEC」検定会場に認定される
大きな塾よりは自分の目の届く範囲での直接指導塾にこだわって経営している

 

4/19にe-teacherを使っている塾長の研修会が高知で開かれました。
年に一度名古屋ではユーザー会が秋に全国的な規模の会議は開かれているのですが、
それとはまた違った地方でのその土地でしか学べない歴史や地理などを学べて、
その土地でしか味わえない食べ物や地酒を味わいながらの、
より身近な会合はできないものだろうか・・・と提案していたら、
社長の英断で言出しっぺの私が今回の地方研修会の幹事を仰せつかりました。

高知に何人の塾長が全国から参加いただけるだろうと心配もしましたが、
遠く横浜や岐阜、名古屋、兵庫、岡山、広島などから多くの塾長の参加があり、
何とか天気にも恵まれチャーターしたジャンボタクシー2台で一路「名勝桂浜」に向いました。

私には身近な坂本龍馬ですが、
県外の先生方にはまた格別の思いがあり久しぶりに訪問した高い龍馬の目線から見た太平洋や、
県立龍馬記念館は私にとっても大変新鮮でした。
海のない県から来られている塾長が,
「高知の海は世界とつながっていると肌で感じる雰囲気がある
・・・」と言われていました。
フィールドワークの後はホテルでの研修でしたが、
いろいろな塾の経営形態が学べて大変勉強になったのです。
自分としては最高の使い方をしているつもりでありましたが同じ教材でも様々な使用法があり、
まだまだその教材の可能性を知ることができました。
参加者はまだ塾経営経験の少ない若い塾長から、
人生経験豊富なベテラン塾長と年代もさまざまでしたが、
こういう研修に遠くから参加して勉強していろいろな意見を求めて,
自己を高めようとする気持ちを持つ塾長の塾は、きっと伸びるだろうと思います。

そして土佐の地酒や料理をふんだんに味わってもらえた懇親会は、
私にとって大きな財産となるお話を聞ける場となりました。
ある塾長の塾経営にまでたどり着いた半生のお話は、
同業者としていや人生の後輩として大変学ぶべき点の多いお話でありました。
経験を積むにしたがって今のビジネスプランができたそうで、
その話の内容は私がかねてから目指し実践してきた経営方針理念に、
まったく一致していたのです。
私がかねがね理想とする究極の「茶室のような教室」も,
半ば実現できるかもしれないと思えました。
一方若い塾長は昔の自分を見ているようにも感じ、
自分の若い時の失敗談などに熱心に耳を傾けてくれる姿に、
塾経営の先輩として応援したくなったのです。

私も気が付けば30年塾をやっています。
高知の本当に小さな塾ですがやっている事は、
全国的な水準に何ら引けを取っていない事を今回の研修で再確認でき、
さらに私の考えや理念をもっと多くの方々に発信啓蒙してゆきたいとも思います。
参加していただけた多くの全国の塾長並びに名大SKYスタッフの方々に、
大きな感謝の言葉を贈ります。
どうもありがとうございました、またお会いいたしましょう!

To be continued…

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