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小笠原先生の
「明日の空(Tomorrow’s sky)に向かって」39

2018年 5月 1日

 新緑の5月です。新年度の生徒募集もピークは終了し、新たな新年度体制の元での塾経営が始まっていることでしょう。ある塾は中3の卒塾を受験の終わった3月ではなくて5月にしているとの事、羨ましい話だなと聞いていました。生徒が高校に入学して塾に来る来ないにしても、月謝の引き落としを5月分まで強制的にするようなのです。3月で辞め高校ではクラブでも入り、塾はもう行かないと思っている生徒や保護者には後々の問題はないのだろうか・・・と考えていました。

 私も例年、高校・大学入試全員合格の成果を引っ提げて生徒募集を行いますが、年によっては半数近くの生徒が3月で居なくなるわけで、4月5月は厳しい経営状態が続きます。人を雇っている塾はそれはさらに大変だと思いますから、中3生には12月の面談の頃から、高校でも塾に残ることを勧めてはいますが、大半の生徒は受験が終わるともう塾は・・・と卒塾してゆくのです。何とか高校は合格はしましたが、高校では十中八九苦労するだろう事はわかりますから、高校でも塾に来るようにと本人や親に勧めますが来ません。逆に何も心配なく進学した生徒ほど高校コースに残ってくれて、1年生から良い成績を残し、何の心配もなく学校推薦で大学に進学するのです。

 大学によりましては推薦入試で小論文があり、中には成績は他の塾で上げてもらって大丈夫だがそこは理系の塾で、全く小論文の指導がないのでと7月より3か月で小論文を指導し合格させた生徒もいました。その合格実績は両方の塾が書いていました。

 小論文は基本的に文章を書くことから教えるわけですが、まず直さなければいけないのは悪筆です。できるだけ見やすい丁寧な字を書かせるように指導しますが、ここは硬筆塾ではないのにひらがなのきれいな字の書き方から、教えなければならない生徒もいるのです。でもゆっくり書かせる時間もなくて急ぎ書かせてみると、自分で書いた字が自分で読めない現実を知ると、小論文を書く以前の問題に生徒は直面し字の練習から始めます。

 小論文の指導は文章を読めない書けない生徒を、短時間に読み込み自分の意見でまとめて書けるようにし、最終的には内容的に優れた文章を書かせて、さらに合格させなければなりませんから、いかに大変な受験指導かお分かりでしょう。でも大学側はできるだけ小論文を重視したいようです。というのも大学でのレポート提出などはほとんどが小論文形式で、ノートパソコンからメールでレポートを提出するのです。私の教室の小論文講座はまず原稿用紙を使った超アナログ的な実践から始まり、最終的にはパソコンで入力して教室のサーバーに保管していますから、生徒は机の前の子機からいつでも見る事が出来て文章の推敲練習ができるのです。最近はスマホの普及でローマ字入力ができない学生が多いそうで、そういう観点からもこれからはパソコンも塾では必須でしょう。

 タブレット授業は小中学生で高校生になるとパソコン学習という事です。どうしても個別授業でしか対応できない小論文講座ですが、やはり生徒が慣れてくるとより楽にできるようにはなります。そして私の文章に似てくるのですね、うれしいやら恥ずかしい気分でもあります。

 

To be continued・・・

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