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小田原健一先生の情熱の個別セミナー14

2017年 12月 12日

小田原 健一(おだわら けんいち)
<経歴> 

神戸の中堅塾の個別指導部門の責任者を務める。
生徒数を18名から281名まで伸ばす。
不振校舎の業績改善においては、年度当初69人の生徒を半年で181人まで回復。
2013年、個別指導塾コンサルタントoffice lokki(オフィスロッキ)を設立。


<ご挨拶>

こんにちは。兵庫県で個別指導塾のコンサルタントを行っている小田原と申します。
生徒の成績も塾の経営もその本質は変わりません。
それは正しいことを、適したやり方で、必死のパッチに頑張ること。
間違ったことをどれだけ頑張っても成果は出ませんし、やり方が適していなければ成果が出るまでに時間がかかりすぎてしまいます。
原理原則を踏まえて、また会話を大切にしながら、貴塾の課題克服に貢献できればと思っています。よろしくお願いします!

『分かった?』の問いは意味がない

講師『これはこうなるんだよ、分かった?』、生徒『はい分かりました』
 

塾の現場で多く見られる会話です。講師は生徒に説明した後、その会話を『分かった?』の問いで終わりがち。私たち講師は、生徒に何かを教えた後はついつい無意識にこのような会話で結んでしまいます。ただ、この『分かった』の問いは成績向上のためには、ほとんど意味を成しません。理由は大きく2つです。

 

理由の1つ目は、もし分かっていなくても、せっかく自分の為に丁寧に説明してくれた先生に対し、生徒が『分かりません』とはなかなか言いにくいことです。私たち大人でも相手に対して『分からないのでもう一度説明してください』と言うのはかなり勇気がいります。生徒も同じような心理があることでしょう。

 

eduplusのユーザ塾さんはこのあたりは映像授業のメリットとしてPRポイントの1つになります。機械が相手なら気を使うことなく自分が分かるまで何度でも繰り返し説明を聞くことができるからです。

 

理由の2つ目は、『分かる』かどうかは、成績向上のための最重要ポイントではないことです。成績が上がるために一番大切なことを1つだけ挙げるならば、それは『生徒が自分で勉強すること』です。

 

塾をうまく活用できる生徒は、授業で習ったことを家でしっかり復習しています。一方、塾では熱心に授業を受けて積極的に質問するも、家庭学習が疎かになっている生徒はさほど成績は上がりません。成績は勉強量に大きく比例します。

 

『分かった?』『はい』のコミュニケーションは中途半端に生徒に安心感を与えてしまいます。『今日は塾でしっかり質問ができた。先生も熱心に教えてくれた。そしてよく分かった!きっと成績が上がるはずだ!』そんな風に安心して家で勉強しない(笑)。一番成績が上がらないパターンです。

 

塾で授業をするのも、質問対応するのも全ては家庭学習に対する生徒のモチベーションを上げるためです。『次に塾に来るまで家でしっかり頑張ろう!』そう思える対応がベストな対応なのです。講師は生徒が『分かった!』と言ったからといって、それで満足せずもう一歩踏み出して会話を終えることが重要になります。では、どんな会話になるのか。

 

講師『今の問題でマスターしたポイントを自分で言ってごらん。』
生徒『生徒数が増えたり減ったりする問題は、去年の生徒数を文字にすることがポイントです。』
講師『そうだね、その通りだ。宿題をするときもそのポイントを踏まえて頑張るんだよ!』

 

『分かった?』と聞くのではなく、そのポイントを生徒に言わせてみて、そして宿題で頑張ってくるように伝えることが大切です。ポイントを生徒に言わせると、案外すっとぼけたことを言います。その場合は『分かってない』ので、改めて対応することができます。生徒が分かった状態になるまで繰り返し指導するためにも『分かった?』とは聞かずに、生徒にポイントを言わせた方が良いのです。皆さん、分かりましたか?笑

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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