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小笠原先生の
「明日の空(Tomorrow’s sky)に向かって」2

小笠原先生のコラム

小笠原先生 小笠原 隆政(おがさわら たかまさ) <プロフィール>
塾ミシガン高知 代表
・1985年 米国ミシガン大学の語学理論を用いた英語・英会話教室を開設
不変の語学理論(聴・話・読・書)の応用実践教育を展開
学習時間が自由に選べてキャンセル、変更が自由にできるチケット制を導入
・2004年 英語教室では大変成果があがり、多くの方に切望されていた総合塾に改編
パソコン教材も導入し、他の科目も語学理論に沿って立体的に応用指導
・2015年 教室創立30周年名大SKY連載コラム「明日の空に向かって」の執筆開始
教室が英語の四技能を測れるCBT検定の「GTEC」検定会場に認定される
大きな塾よりは自分の目の届く範囲での直接指導塾にこだわって経営している

 

30年前の1985年の4月1日教室を開設しました。

原点はミシガンメソードとの出会いです。

これは世界的に知られている英語教授法で

いわばパターン繰り返し練習です。

基本文があってそれの主語を変えたり動詞を変えたり、

目的語を変えたり時制を変えたり構文を変えたりと

それは大変な基礎練習なのですが、

私にはこれが一人車の中でする勉強では一番やりやすくて、

教材に沿って半年も続けたら

基本文を含めてかなりのパターンが

暗記できて言えるようになったのでした。

これは面白いとミシガン系列の教材でメソードを一歩発展させた、

「ミシガンアクションイングリッシュシステム」に出会ったのです。

その講習に参加しそれを作った母体のミシガン大学についても学び

すごい大学だとわかりました。

1817年に設立されたアメリカで一番古い公立大学だったのです。

(日本では寛政の改革と天保の改革のあいだ頃)

ですから向学心に燃えた若者たちが全米から集まり、

そこでの教育に使われている英語(米語)が学んだ学生から全米に広がって、

アメリカの英語の標準的な言葉になったのでした。

ちょうど日本では一番古い東京大学のある東京での言葉が

標準語として定着しているようなものでしょうか、

ですから私の英語はアメリカのどこへ行っても

「きれいだ、わかりやすい」と言ってもらえます。

日本でミシガンメソードの基礎を叩き込んだからでしょう。

やり方さえ間違わなければアメリカに行かなくても、

英語は学べて話せるようになるのです。

私は初めてアメリカに旅行に行った時には、

言葉には困りませんでした。

 

ですから「ミシガン」という意味は

アメリカの英語でも最もきれいな標準語を教えている、

という意味合いがあるわけです。

教室を開いて学生時代の英語の恩師が見学に来てくれましたが、

「ミシガン」という名前からその意味を分かってくれたのか

少し英語を聞かせてくれと言われ少し英語で話しましたら、

ほめていただきました。

英語が専門ですが今はパソコンを通して

「聴く・話す・読む・書く」という学習理論を他の科目にも応用して

生徒は繰り返し学習し、

定期試験や高校入試に素晴らしい結果を出しています。

私は、「こんなしっかりとした学習理念を持って授業をしている塾が

他にあるだろうか・・・」と思ったとき、

「だから30年続いたのだ!」という新たな確信がわいてきました。

名大SKYのe-teacherとの出会いはその最たるもので、

やはり上記の学習理論に沿って繰り返し使っています。


今の世の中パソコンが置いていない会社があるでしょうか、

だいたい社員に一台あります。

ではなぜ塾では生徒用のパソコンがないのでしょうか、

要らなければ使わなければ良いだけですが、

あればそこから世界につながり、

無限の本物の学習が可能です。

ですから各自にパソコンがない塾に通うお子さんは、

私の塾の生徒よりはとても損をしているように私は感じます。

そしてもうスマホやタブレット学習の時代が来ていますが、

私は画面が大きく性能のいいパソコンの方が、

塾では使いやすいです。

To be continued…

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