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小笠原先生の
「明日の空(Tomorrow’s sky)に向かって」24

小笠原先生のコラム

小笠原先生 小笠原 隆政(おがさわら たかまさ) <プロフィール>
塾ミシガン高知 代表
・1985年 米国ミシガン大学の語学理論を用いた英語・英会話教室を開設
不変の語学理論(聴・話・読・書)の応用実践教育を展開
学習時間が自由に選べてキャンセル、変更が自由にできるチケット制を導入
・2004年 英語教室では大変成果があがり、多くの方に切望されていた総合塾に改編
パソコン教材も導入し、他の科目も語学理論に沿って立体的に応用指導
・2015年 教室創立30周年名大SKY連載コラム「明日の空に向かって」の執筆開始
教室が英語の四技能を測れるCBT検定の「GTEC」検定会場に認定される
大きな塾よりは自分の目の届く範囲での直接指導塾にこだわって経営している

一月は行く、二月は逃げる、三月は去るとこの時期の月日の過ぎるのが大変早いと昔から言いますが、もう二月です。この間お正月を迎えたと思いましたが、もう公立高校入試まで約一か月、塾関係者は生徒以上にやきもきする時期です。私は合格率を重んじて指導をしていまして、その合格率を新入生募集の宣伝材料に充てています。英語・英会話教室の当時から意識してきましたが、当初英語教室には英語だけが苦手な生徒が多く集まって、他の科目を心配しなければいけいない生徒はあまりいなかったように思います。「おかげさまで英語はよくなりましたが、今度は数学が気になり始めました・・。」と言って総合塾に移る生徒が多くなり、英会話教室はやめてパソコン教材も使った総合塾に改編いたしました。
しかし英語教室の方が長年の信用からか生徒の集まりが良くて、しばらくは英語教室も並行してやっていました。総合塾への改編にあたりフランチャイズのパソコン使用の学習塾に加盟しましたが、宣伝で聞くのとするのとでは大違いで生徒も聞くほどは集まらず、教室開設時の借入金返済などで経営はすぐ苦しくなり、そのうえ毎月のFCロイヤリティーが払えなくなったのです。何か打開策をと考え卒塾生を中心に高校生も英語中心に本格的に対象とし始め、その後FCから独立しました。
でももし当時に名大SKYの教材に出会っていればそんな苦労はしなかったかもしれませんが、悩み苦しんでいたからこそ名大SKYの教材の良さに気が付いたと今言えると思います。そう考えるとやってきた事すべてに無駄はありませんね。

 

その頃ある塾長会で知り合った塾長に、「FC料金がいらない分その金額であちこちの塾を見学させてもらってよい点を見習えて、何とか塾の経営も軌道に乗せる事ができた・・・。」と聞いて経営を良くしたい一心で、会議などで知り合った塾長の教室をいくつか見学させていただきました。流行っている訪問教室のレイアウトや使用教材、生徒募集方法にチラシの文言など様々な事がまさに目からうろこで、自分の行き詰っていた塾経営の問題点が分かってきたのです。やはり一人はいけませんね、また相談できる仲間がいれば大変心強いです。
塾の形態は多様でありそれぞれ違います。でもその数ある訪問で学び自分はこうあるべきだと確信が持てた経営を、今実践しております。忙しくなってきて塾の拡張なども考えましたが、草創期の苦しい時代を決して忘れず、そのためにも私自身がすべての責任と義務を持つ塾にして、現在に至っています。
何か塾経営でお悩みがあれば、一人で悩まずお知り合いの塾長の教室見学などをされる事をお勧めいたします。お知り合いがいなければ名大SKYのスタッフに相談されればご紹介していただけるでしょうし、見学によってきっと何かまた違う塾経営のヒントが発見できるでしょう。

 

To be continued・・・

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