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代表酒井秀樹の「今、こう思う」4

学長の「今、こう思う」

酒井 秀樹(さかい ひでき) <プロフィール>
株式会社 名大SKY 代表取締役社長
有限会社 アンイングリッシュクラブ 代表取締役社長
一般社団法人 ちいさな成功体験推進協会 代表理事
その他団体の役員を歴任
名古屋大学 理学部卒 

名大1年の19歳(1988年6月)に同級生3人で家庭教師センター「名大教育研究会」、同年8月に学習塾「SKYセミナー」(現:名大SKY)を創業。「創業資金1万円」がある意味自慢。バブル崩壊・平成金融恐慌・リーマンショックによる、失われた20年を試行錯誤・苦労と工夫を重ねて、現在の50校舎、生徒数4200人に至る。

成長したきっかけは、1997年直営校で映像授業による自立指導「IT個別」を始めたこと。2000年外国人講師による英会話事業に参入したこと、2010年そろばん事業に参入したこと。

そして教室を出来るだけ賃貸ではなく自社物件にて取得したこと。

夢は大学時代から今まで一貫して「新聞の株式欄に自分の会社の名前を載せること」夢実現のためには新聞というメディアが無くなる前に株式公開をしないといけないと焦る毎日です

代表酒井秀樹の「今、こう思う」4

 前回のブログで、家庭教師派遣のチラシをポスティングして「約1か月間で30件の顧客を獲得」した事をお話しさせていただきましたが、当時の私は6畳にキッチンが付いただけのトイレ共同・お風呂無しという下宿に住んでいました。(ワンルームマンションというものがまだ貴重な時代で家賃が5万円くらいして、なかなか普通の学生には手の出ない高嶺の花でした)かぐや姫が神田川の中で歌う「3畳一間のちいさな下宿~♪」というのはもうはやらない時代になっていましたが、大学1年生の多くは6畳一間スタートだったと思います。

 
 その下宿の廊下にピンク電話(電話を掛けたいときには10円玉を入れると3分間話せます)がおいてありましたので、その共同電話を家庭教師の受付先にして家庭教師センターを始めたわけです。当然のことながら、電話をとる事務員などいません。電話が鳴った時に、その電話の音に気付いた下宿人が電話をとりたければ取る。取りたくなければ取らないという受付状況です。

 
 そんな程度の電話対応でよく30件もの仕事が1か月でとれたものだと今更ながらに思います。「名大教育研究会さんですか?」「いいえ○○荘です。」「酒井さんはいませんか?」「ああ・・。酒井は今いません。連絡先教えてもらえますか・・・。」程度の対応だったと思われるからです。

 
 もちろん在宅時は積極的に電話当番のように一番に電話に出て下宿のみなさんの取継ぎをしていましたので、もっといい対応をみんながしてくれていたのかもしれませんが、大学生ばかりですから・・・。
 
 大学や家庭教師先から帰宅するとドアにメモが多数貼ってあるという日々でした。自室に専用電話が引けないのは問題でしたが営業的には困っていませんでしたが、しかし家庭教師終了後にお風呂屋さんの閉店に間に合わず入れないのが問題でした。
 
 そこで8月のある日決断をしました。「マンションを借りて教室を作ろう~」そうしたらお風呂も入れるし、専用電話も引けるし・・・家庭教師の事務所にもなる。思い立ったら即行動。このことが今でも大切にしている行動パターンの一つです。何事もやってみなけりゃわからない。高校生の時に読んだ「田中角栄」について書かれていた本に書いてあった事だったと思います。
 
 まずは近くの不動産屋さんを回って物件を調べ、候補をしぼったうえで創業メンバーに相談しました。「自分が資金も出すし、リスクも負うから」と言ったところ、じゃあやってみようかということになり、現在の名大SKYの元となる学習室「SKYセミナー」が誕生することになった瞬間でした。
 
 
ポイント5「思い立ったら即行動」

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