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小笠原先生の「明日の空(Tomorrow’s sky)に向かって」59

 早いものでもう12月です。歳を重ねるごとに一年の流れが速く感じるようになると先輩から聞きましたが、どうやら私もその歳になってきたように思います。おかげさまで今年も塾業を継続して終えられそうで、ほんとに小さな教室ですが生徒さんにも恵まれ、そして名大SKYの酒井社長のおかげでいろいろな方と知り合になれて、また多くを学ばさせていただきました。塾長が10人いたら10通りの塾を経営されておられます。ユーザー会には100人を超える塾長や塾関係者が集まられるわけですから、100通り以上の塾形態が存在することになります。

 

 塾長の皆さんはいろいろな動機で塾を始められたと思います。私は学生時代にはそんなに優秀な学生ではなくて、勉強とは関係のない音楽ばかりに熱中していました。ただ海外には憧れもあり英語は話せるようにはなりたかったので、その勉強を学生時代から自分で始めて外国オーケストラなどが来た時など、音楽用語を交えた片言の英語で会話実践をしたものでした。社会人になって海外旅行に行けるようになった時には、私は日常英会話には不自由しないくらいになっていました。音楽をやっていて耳が良かったからとかいろいろ考えますが、今思い返せば絶対話せるようになる順序や方法で、コツコツ勉強を続けたからだと思います。

 

 仕事も忙しく社会人になって、あまりその勉強ができなかったのですが欲張りの私は、自分の英語を試したくなりました。目標は県知事杯争奪の弁論大会です。県内4大学のESSが主催し、高知県や新聞社が長く後援をしている権威も歴史もある大会ですが、大学主催の大会ですから社会人枠は限られていまして、予選で残り本選に出られるのが大変だったのです。出場条件として英語に携わる仕事をしていたり、海外に2年以上住んだ経験のある人は出られませんから、ずぶの素人の私には参加条件だけはバッチリありました。

 

 7分程度の英文の原稿を書きカセットに録音して、参加申し込み用紙と一緒にその年の幹事大学のESSに送ります。とにかく印象的な話をして本選に残ろうと、受けだけ考えて今考えるとコントのような内容だったと思います。本選では暗唱しなければなりませんから、覚えやすいように英文は簡単な話し言葉中心で書いたのでした。社会人の参加者は数名しかいなくて、私は幸運にも本選に出られるようになりましたが、仕事をしながらの英文7分間の暗記はそれはきつかったです。プレッシャーもかなりあり本選直前には、寝言が英語になっていたようです。本番当日、学生たちはそれはむつかしい話を取り上げて話していましたから、私は軽くて客受けを狙っていましたので、一番受けました。

 

  社会人枠で参加して総合では4位に入賞出来たのです。初陣の私には十分の順位でしたが、懇親会である外人教授審査員から「私は君の話が一番面白く印象に残ったよ、ジョークなどもあり英語もわかりやすくて面白かったが弁論としては少し内容が軽かったと思う。だから今回のようにジョークも入れながらもう少し深い話をしたら、君はきっと優勝できる・・・!」と言われたのです。それを聞いて私は自分の参加動機が恥ずかしくなりました。そしてアドバイス通りジョークも入れながら、心の機微や琴線に触れる話を1年間推敲して参加し、翌年総合優勝できました。

 

  学生主催の大会で、独学で英会話を学んだ社会人が初めて優勝したというので新聞記事になりました。そしてこんな私でも、英語が話せるようになったという自信から米国に渡り大学の英語研修を受け、自分が学んできた英語学習法の教室を2年後に開いたのです。その方法は他の科目での学習法にも利用して、今の教室で実施しています。詳しくは私の教室HPの塾の沿革をご覧ください。きっと皆さんも私以上の経験や思いから塾を始められたと思いますから、初心を忘れず励んでいきましょう。

 

  中でも私が一番塾経営で重要視していることは、「元気で儲ける事」です。守銭奴になっているのではありませんが、私のポリシーとして塾長の私が一人で直接、完全個別指導できる人数しか集めていませんから、収入は限られています。すると出費を極力抑えるしかありません。その点eduplus+を利用することによりその事が、はっきり目に見えてできるようになりました。そして私の身の丈の経営はこんなものだろうとも思うからです。下手に大きくして経費や人件費が増えすぎたり、生徒の管理が行き届かなかったり、また講師不足でレベルが低下して悪い評判がたってしまったりして経営が苦しくなる事などざらですから…。今一度塾を始めた時の気持ちを思い返されて、元気で経営に当たられてください。大きな儲けではなくても利益を出して、親の期待する結果を出してゆけば塾は続けられます。

 

 私は健康な100歳塾長を目指します!


 

To be continued・・・

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