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小笠原先生の「明日の空(Tomorrow’s sky)に向かって」57

小笠原先生のコラム

小笠原先生 小笠原 隆政(おがさわら たかまさ) <プロフィール>
塾ミシガン高知 代表
・1985年 米国ミシガン大学の語学理論を用いた英語・英会話教室を開設
不変の語学理論(聴・話・読・書)の応用実践教育を展開
学習時間が自由に選べてキャンセル、変更が自由にできるチケット制を導入
・2004年 英語教室では大変成果があがり、多くの方に切望されていた総合塾に改編
パソコン教材も導入し、他の科目も語学理論に沿って立体的に応用指導
・2015年 教室創立30周年名大SKY連載コラム「明日の空に向かって」の執筆開始
教室が英語の四技能を測れるCBT検定の「GTEC」検定会場に認定される
大きな塾よりは自分の目の届く範囲での直接指導塾にこだわって経営している

 

先月9月の台風15号や17号で被害にあわれた方々に、心よりお見舞い申し上げます。特に台風15号の影響による千葉県の大規模停電は、先月23日で被害発生から2週間たった段階でまだ停電が約2300軒続いており、ピーク時には約64万1000軒あったそうです。しかし、千葉県内では停電が解消したとされる地区でも電気がつかないケースが頻発し、東京電力も詳細を把握しきれず対応に追われているそうです。


電気があることが前提で我々の生活は成り立っていますから、その電気が2~3日ならともかく、2週間以上もない生活など想像できません。日常生活でさえ困難な事態ですから、仕事も当然できないでしょうし、千葉県で塾をやられている方々のご苦労は大変だったと思います。新聞で「さも原始時代に戻ったようだ・・・」との被害者の声が出ていました。


もし私が2週間の停電に遭遇したら、多分私は電気が使えるところに避難しているかもしれませんし、教室はパソコンや照明が使用できませんから閉めるしかないでしょう。更に強風で、隣のゴルフ練習場の鉄塔が数本倒れて家が潰され壊れている状況を見ると、大自然の猛威には多少の危機管理など、大して役に立たないようにさえ思えます。


何が起こるか全く予想ができない昨今の天災です、授業中何か起こったら何はさせおいても、塾生の命を最大限に優先して避難いたしましょう。やはり大きい塾は、その危機管理だけでもとても大変だと思います。幸いにして私の教室の横には避難場所と指定された市水道局や、昨年新装になった地元銀行の支店があり、避難経路を改めて確認いたしました。進路や状況が予想できる台風でこれだけの被害を被ります、突然やってくる予期せぬ大きな災害には焼け石に水かもしれませんが、多少の被害だったらすぐに教室が再開できるくらいの保険には、入っておきましょう。

 

 

To be continued・・・

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