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森智勝先生の「地域1番塾への道」vol.65

「地域1番塾への道」2019.9月号-説得力(コピーライティング)№1の塾を目指して⑥

前号でパラダイムシフトについてお話しました。相手を説得するためには、相手の思考を変化させなければならないという趣旨です。多くの塾がその発行物をインフォメーションとして作成しています。インフォメーションでしたら、情報の内容を正確に伝えれば役目を果たします。しかし、塾が出すほとんどの発行物は、インフォメーションの名を借りたコミュニケーションでなければなりません。

 

あなたはなぜ、「冬期講習の案内」を出すのでしょう。冬期講習を受講してほしいからです。あなたはなぜ、「保護者会の案内」を出すのでしょう。保護者会に来てほしいからです。ならば、その案内を読んだ人が、「この講習は受講しなければならない」「この保護者会は参加しなければならない」と思うような内容にしなければなりません。こうした相手の思考変化を促すのがビジネスコミュニケーションであり、それに必要なパラダイムシフトを実現するのがコピーライティングです。

 

そうでなくても、保護者は塾からの発行物を通して塾の、塾長の力量を無意識のうちに感じ取ります。「さすが〇〇塾長!」と思わせる文章を作成することは、口コミ・評判作りに大きく貢献します。ぜひ、コピーライティングの力を磨いてください。

 

相手のパラダイムシフトを起こさせるテクニックについてまとめます。

 

重要なのは順番です。よく起承転結と言いますが、基本的な文章構造をなぞれば、読みやすい文面になります。ただし、日本人の持っている「起」のイメージは大人しいものです。それでは読者の興味を惹きません。ここは、ハリウッド・パターンを参考にするといいでしょう。ハリウッド映画のほとんどは冒頭で、大きな事件や事故が発生し、いきなり聴衆の興味を惹く構成になっています。やはり最初に「掴むこと」は重要です。その後の展開もまとめると、次のようになります。

 

昔、中1の1学期末試験の英語で84点を取った男子生徒がいました。他の科目に比べて20点以上高く、本人も保護者も大変満足していました。しかし私は大きな危機感を抱き、渋る本人と保護者を説得して夏期講習で英語を選択してもらいました。そして1か月、徹底して英語の強化を図りました。その甲斐あってか、2学期最初の実力テストで100点を取ることができました。多分、彼にとって初めての満点だったのでしょう。それが自信になったのか、それ以降、他の科目は相変わらずでしたが、英語だけはトップクラスを維持し…彼は今、〇〇高校の英語の教師をしています。

 

あの中1の夏の日、彼の人生は確実に変わりました。人生が変わる瞬間とは、ドラマや映画のようにドラスティックなものではなく、何気ない日常の中に潜んでいるのです。子どもたちにとって夏期講習は辛くつまらないものかもしれません。しかしその中に、必ず人生を変える瞬間があります。その瞬間を掴める講習を我々は目指しています。(以下、講習の案内)

 

 

以上は、私がよく例文に使うものです。私の体験談です。こうした体験談を利用すると、内容に真実味が備わり、説得力が増します。体験談の他にも、説得力を増すテクニックがあるのですが、それは次回、解説します。

 

 

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