カナン学院(岐阜県岐阜市) 代表/木野村 利夫先生

木野村 利夫先生

導入のきっかけ

私どもは、岐阜市内で公立高校進学専門塾を展開しております。1クラス15名程度で専任講師によるきめ細かい指導と、学校の定期テスト対策を徹底して公立高校の合格実績を上げております。これまでの指導形態は、中1〜中3ともに1回150分の授業を週2回で5科目指導を行っていました。(中3生は通常の授業とは別に150分の受験対策授業を行なっています。)授業は予習型で行なっているため、例えば英語の授業であれば英単語の説明から始まり本文解説などを行い講師の説明が中心の授業構成でした。そこで、目を付けたのが2年前に立ち上げた個別指導部門の「ファイン」でした。ファインは1:2の個別指導とエデュプラスを組み合わせて指導を行なっているのですが、在籍する生徒たちの成績が思った以上に成果が出たため、集団授業にもエデュプラスを取り入れることにしました。

エデュプラスを家庭学習で予習として使用することで成績がアップしました

クラス指導でエデュプラスを活用するために行なったのは、エデュプラスを家庭学習用の教材として使用するということでした。ファインでは1:2の個別指導の授業前にエデュプラスで予習を行なったことで、講師による授業の質を上げることができました。同様にして、クラス指導コースでも家庭で基本事項をエデュプラスで予習させてから授業を受けさせることで、成果を出す仕組みを構築することができました。家庭でエデュプラスを受講させるにあたり、色々と不安はありました。まずはインフラの問題です。家庭にインターネットの環境がなかったり、エデュプラスを受講するために必要なパソコンやタブレットがないのではないか?と不安がありました。しかし、私たちの心配をよそに、100名中98名はエデュプラスを受講できる環境があるということですぐに実践することができました。岐阜市では教育市立を標榜し、中学校へタブレットを多く設置しております。授業や自主学習に利用しており、生徒はタブレットの使用方法に慣れております。そのため、生徒にはエデュプラスの使用説明はほとんど必要なく、学習方法とカリキュラムの準備をすればすぐに利用できました。やはり、中学生にエデュプラスのような機器を使わせるためには、必ず仕組みが必要であると考えています。ですので、子供たち家庭学習を課する場合は、必ずページを明確にして指示しています。例えば、数学であれば例題・類題ページ、英語であれば基本文と確認ワーク・基本ワーク、理科や社会は単元の説明と一問一答などと決めることで、生徒は目的をもって学習してくれます。さらに積極的に受講をしてくれるようにするための工夫として、教室の入り口に「受講ポイントランキング表」を掲示しました。ランキング表はこちらが思った以上に効果があり、面談などで保護者さんからは「ノートや鉛筆を出す感覚でタブレットを出し前より勉強するようになった」とお声をいただくようになりました。子供たちにとっては、学習のペースメーカーになってくれているようです。実際に成績の推移ですが、学校の定期テストの成績アップとエデュプラスの受講で付与される学習ポイントとの相関関係が見られました。定期テストで50点以上アップした生徒のほとんどは、エデュプラスのランキングでもベスト10に入っています。エデュプラスをしっかり活用することで、授業のクオリティーが上がり、これまで以上に子供たちの成績アップに貢献してあげることができるということがよくわかりました。その他にも、定期テスト前にエデュプラス学習会を実施したり、、定期テスト学習計画表にエデュプラスの学習計画に組み込むようにして活用しています。エデュプラス導入時には、すでに利用されている多くの塾さんを見学させていただきました。各塾長が自分の塾にあった利用方法をとても考えていらっしゃって、皆さん様々な使い方をされていました。私も生徒の成績アップと、塾の経営安定のためにもっと工夫して活用していきたいと思います。

ことば学院

個別指導ファイン

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