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小笠原先生の
「明日の空(Tomorrow’s sky)に向かって」21

小笠原先生のコラム

小笠原先生 小笠原 隆政(おがさわら たかまさ) <プロフィール>
塾ミシガン高知 代表
・1985年 米国ミシガン大学の語学理論を用いた英語・英会話教室を開設
不変の語学理論(聴・話・読・書)の応用実践教育を展開
学習時間が自由に選べてキャンセル、変更が自由にできるチケット制を導入
・2004年 英語教室では大変成果があがり、多くの方に切望されていた総合塾に改編
パソコン教材も導入し、他の科目も語学理論に沿って立体的に応用指導
・2015年 教室創立30周年名大SKY連載コラム「明日の空に向かって」の執筆開始
教室が英語の四技能を測れるCBT検定の「GTEC」検定会場に認定される
大きな塾よりは自分の目の届く範囲での直接指導塾にこだわって経営している

 

10月30日に名古屋で名大SKY教材使用のユーザー会があり、今年は60名を超える塾関係者が全国各地から参加されました。「e-teacher」が「eduplus」に変わりその便利になった機能の説明もあり、我々ユーザーの要望がより反映され進化しているのです。そして森先生の11月が大変塾にとっては大切であるというお話は、早割入塾生を募集している私の方針に、間違いがない事を確信させてくれました。確かに12月からは入試対策も核心に入りますし、短い期間ですが受験生には大変大切な冬期講座もあります。世の中はクリスマスやお正月で浮かれている時ですが、30年も毎年受験生と接していると私の本当の年明けは、3月の受験結果がわかった時なのです。これは塾関係者の宿命で仕方ありませんが、よりよいそれらの準備や来年度の展望を、この11月から実践し始める必要があるわけです。

 

そして最後に登場された株式会社マネジメントデザイン代表の松淳こと、松尾淳一氏のお話は、さすがマネジメントのプロのお話だけあって面白く大変勉強になった内容でした。人をやる気にさせる方法としての「ゲーミフィケーション」という手法は、面白いと思います。詳しい内容は割愛しますが同氏は話を聞かせるだけでなく、参加型の解説は我々を飽きさせることなく、ぐいぐい話の中に引き込んでゆくのです。特に逆説的な考えから正しい方法を考える方法は面白いと思いました。これらは塾経営だけでなく生徒指導や保護者面談にも使える手法です。


塾長会には応援している野球チームのユニフォームを着て、優勝のお祝いを一緒にしてもらうはずでしたが残念ながら負けてしまい、少しがっかりしていたのです。でもそれを打ち消すような、勉強熱心で同じ悩みや志を持つ全国の塾関係者とお知り合いになれてまた、大変有意義な勉強会に参加できたことは、何にも代えがたい財産になりました。

 

酒井社長の「商いは飽きない」という言葉が今でも頭に残っています。失敗しない方法は「成功するまでチャレンジする事」と言いますが、厳しい環境下で塾を続けていくだけでも大変な時代に、常に研究心をもって昨日の自分よりは成長した今日の自分になろうと努力し、塾経営をしていく事が大切であると教えられた、今年の塾長会でありました。私一人で表面上はやっている塾ですが、見えないところで多くのこのような方々に助けられ励まされて、塾が続けられている事は感謝です。

 

年に一回のことながら、このような会を持たせてくれた酒井社長並びにスタッフの方々に深く感謝いたします。来年こそ一緒に好きな野球チームの勝利も祝いたいものです。それぞれの地域のステージで我が国の教育水準向上に共に頑張り、来年またお会いしましょう!

to be continued…

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