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小笠原先生の
「明日の空(Tomorrow’s sky)に向かって」25

小笠原先生のコラム

小笠原先生 小笠原 隆政(おがさわら たかまさ) <プロフィール>
塾ミシガン高知 代表
・1985年 米国ミシガン大学の語学理論を用いた英語・英会話教室を開設
不変の語学理論(聴・話・読・書)の応用実践教育を展開
学習時間が自由に選べてキャンセル、変更が自由にできるチケット制を導入
・2004年 英語教室では大変成果があがり、多くの方に切望されていた総合塾に改編
パソコン教材も導入し、他の科目も語学理論に沿って立体的に応用指導
・2015年 教室創立30周年名大SKY連載コラム「明日の空に向かって」の執筆開始
教室が英語の四技能を測れるCBT検定の「GTEC」検定会場に認定される
大きな塾よりは自分の目の届く範囲での直接指導塾にこだわって経営している
3月です。新年度に向けて塾業界では一番忙しい時期になりました。私は生徒募集の事だけまずは考えていればよいのですが、大学生のアルバイト講師を使っている塾は、生徒募集と同時に講師も募集しなければいけませんから、経営に特化している塾長ならまだしも、自分でも教えながらのプレイングマネージャーの塾長は、大変だと思います。生徒募集に関して先月の小田原先生の中3生をまず7月まで残す試みは私もやっています。でもそれが分かる生徒と分からない生徒がいるのは仕方ないですが、道義付けをする事により2学期くらいに帰ってくる生徒もいますから、無駄ではないと思います。
私も若いときは塾を大きくして高知の教育界に風穴を開けたい!などと考え大きくしようと考えたのですが、講師を雇えば雇うほど私が忙しくなってきたのです。私も教えていますからもし講師が急に休む時は、私が授業に入らなければならないのです。こんなはずではなかったと生徒も増えてきたので、講師をまた増やしたらさらに私は忙しくなり、休めなくなりました。冬に風邪などはやり始めますと、講師も例外なく風邪を引き休みます。逆に生徒が急に休む時には講師は振替日を新たに決めなければなりませんから、その日程が合わないなどの事例が発生して、私が授業に入るようになるわけです。英語専門塾でしたから可能でしたが、違う科目ならなかなか振替授業は行えませんから、塾の信用を落としていたと思います。
しかし講師の募集は全く苦労しませんでした。私の教室は英語ではそこそこ知名度がありました。時給も当時の塾講師の1.5倍ほど提示していましたから、一度募集すれば2ケタの応募があったのです。優秀な履歴の人たちを英語の面接と小テストで絞り込んでいきます。英語の発音をまず第一に考えていましたから、選考者としてその時間は大変緊張しました。採用も決まり研修も終えて一年近く経ち、私は新たな事を考えている矢先に、退職したいとの申し出を受けました。教えていて自分の未熟さが分かり、また海外で勉強したいというのです。するなとも言えず新たな募集を考えましたが、また同じことがあっては嫌だと思い、もう一人の講師と分担して授業をすることにしたのです。きつかったですね。その講師は熱心にやってくれましたが、あまり休めなくなり翌年の年度替わりまでということになりました。そしてその講師に習っている生徒の保護者から、「私は小笠原先生に子どもを習わせたくて行かしているのです。」の言葉でもう講師募集は止めて私一人でできる体制にしていったのです。
それ以来講師は雇っていません。また英語だけではいけないとずっと感じていまして他教科を勉強もしていましたが、英語ほどの自信はなかったので、パソコン利用塾のFCを知り、五教科指導を始めました。そのFCで良くも悪くもいろいろ大変勉強をさせていただき、そして名大SKYの教材に出会ったのです。酒井社長の人柄も呼応して、やっと探していた「教材」に巡り合えた気持ちです。eduplus+を使うことで私が今まで困っていた塾の問題が、ほぼ解決できたのです。この教材で身軽に塾経営をスタートできるあなたは「なんて幸運な人なのでしょう!」と思います。それくらい人を使うのは責任も伴い大変なのです。

 

To be continued・・・

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