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小田原健一先生の情熱の個別セミナー30

小田原 健一(おだわら けんいち)
<経歴> 

神戸の中堅塾の個別指導部門の責任者を務める。
生徒数を18名から281名まで伸ばす。
不振校舎の業績改善においては、年度当初69人の生徒を半年で181人まで回復。
2013年、個別指導塾コンサルタントoffice lokki(オフィスロッキ)を設立。


<ご挨拶>

こんにちは。兵庫県で個別指導塾のコンサルタントを行っている小田原と申します。
生徒の成績も塾の経営もその本質は変わりません。
それは正しいことを、適したやり方で、必死のパッチに頑張ること。
間違ったことをどれだけ頑張っても成果は出ませんし、やり方が適していなければ成果が出るまでに時間がかかりすぎてしまいます。
原理原則を踏まえて、また会話を大切にしながら、貴塾の課題克服に貢献できればと思っています。よろしくお願いします!

小田原健一先生の情熱の個別セミナー30
201904 講師のモチベーションの源泉は『やりがい』と『成長感』と『仲間』!

経営学で『二要因論』と考え方があります。人間には2種類の欲求があり、苦痛を避けようとする動物的な欲求と、心理的に成長しようとする人間的欲求という別々の欲求があるというものです。前者は衛生要因、後者は動機付け要因と呼ばれます。

 

塾運営での衛生要因は、例えば校舎が汚いこと、管理が雑なこと、給与が低いこと、自分の思い通りのシフトに入れないことなど。動機付け要因は、仕事にやりがいを感じられること、自分の成長を感じられること、仲間と一緒に仕事が出来る充実感などです。

 

講師が塾長先生に不満やクレームを言ってくるのは、衛生要因のことがほとんどです。『ちゃんと生徒の計画を立ててください』『テキストがまだ届いてないんですけど』『給料が上がらないので辞めたいです』『火曜日と木曜日はサークルがあるんでバイト無理なんですけど』こちらの状況も理解せず、好き勝手に言ってくる講師に胃が痛くなりそうです(涙)

 

講師に辞められては困ると思った塾長先生は、『給与の改善』と『シフトの調整』に着手しがちです。この2つは塾長先生がムリをすれば何とかなるイメージがあるからです。『給料は上げたし、シフトもリクエスト通りに調整した。これで仕事を続けてくれるだろう』そう思う塾長先生に、翌月『辞めたいです。。。』と連絡が入る(涙涙涙)。『一体どうしたら良かったんだ!』塾長先生は頭を抱えてしまいます。

 

衛生要因は、不満足を解消したいという欲求です。一方、動機付け要因は満足を得たいという欲求です。衛生要因に目を向けることはもちろん重要なのですが、大切なことは『衛生要因はどれだけそれが解消できても満足度は上がらない』という事です。不満足の解消と満足の向上は同じように見えますが、実は別の話なのです。

 

給与を上げれば講師は一瞬は笑顔になりますが、少し経てばもっと上げて欲しいと感じます。シフトを調整すれば、講師はとりあえずの不満足は無くなりますが、別の予定が入ればまた同じことが起こります。衛生要因に目を向けている限り、講師の士気を上げるという本質の改善は進まないのです。

 

ぜひ、動機付け要因に目を向けましょう。塾講師の動機付け要因のポイントは『やりがい』『成長感』『仲間』この3つだと思います。自分が関わることで生徒の行動が変わり成績が上がり、生徒が笑顔で『先生、ありがとう!』と言ってくれる。色んなアルバイトがありますがお客さんから直接、心のこもったありがとうを言われる仕事はなかなか他にはありません。講師は講師の仕事にやりがいを感じ、自分自身の成長を感じることができます。これこそが、何よりのモチベーションの源です。講師は時給が50円、100円上がるより(もちろんそれも嬉しいですが)はるかに充実感を得られることでしょう。
 

加えて、それを共に挑戦し、共に達成を感じられる仲間がいることも重要です。講師の仕事では時に生徒と向き合わないといけません。『私一人で戦っているんじゃない、講師仲間がいるんだ』そう思えることでみんな頑張れるんです。今月は少し理屈っぽいお話になりました。貴塾の講師の皆さんが活き活きと生徒に向き合い、生徒が元気よく頑張っている未来を応援しています!最後までお読み頂き、ありがとうございました!
 

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