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小笠原先生の「明日の空(Tomorrow’s sky)に向かって」61

小笠原先生のコラム

小笠原先生 小笠原 隆政(おがさわら たかまさ) <プロフィール>
塾ミシガン高知 代表
・1985年 米国ミシガン大学の語学理論を用いた英語・英会話教室を開設
不変の語学理論(聴・話・読・書)の応用実践教育を展開
学習時間が自由に選べてキャンセル、変更が自由にできるチケット制を導入
・2004年 英語教室では大変成果があがり、多くの方に切望されていた総合塾に改編
パソコン教材も導入し、他の科目も語学理論に沿って立体的に応用指導
・2015年 教室創立30周年名大SKY連載コラム「明日の空に向かって」の執筆開始
教室が英語の四技能を測れるCBT検定の「GTEC」検定会場に認定される
大きな塾よりは自分の目の届く範囲での直接指導塾にこだわって経営している

 

寒いこの時期、大学入試の最後のセンター試験も終了し、結果を考えて志望校の選択や二次試験での準備に忙しい2月です。小さな塾ですから大学入試は推薦入試が主で下級生の頃から、推薦入試に有利な成績のための補習をして成績アップを目指すのですが、学校の補習もしながらセンター対策の勉強をする生徒もいます。少しでも役立つ資料を塾も用意して指導監督しています。家でも勉強しているでしょうが、塾へ来ると資料もあり短い時間でもかなり集中的に勉強できるのでと言ってくれますから、こちらもそんな生徒用に配慮した席を用意しています。もちろん高校入試は言うまでもなくこれからが本番です。

 

でも近年の塾での生徒募集は、大変厳しくなってきているのも否めない事実で、教室によってはそろばん教室や、硬筆習字教室、子ども英会話教室などなども一緒に経営して安定経営を目指されています。カルチャーキッズはそれの最たるコンテンツの集合体と思います。それに昨年12月にマインクラフトを使用したプログラミング教室が入りました。私はこの類のゲーム遊びには全く知識が無かったのですが、経験してみてなかなか奥が深く考えさせられる教材だと感じました。

 

ダイバーシティ(Diversity)という言葉がありますが、「潜水士の街 Divers’ city 」ではありません。直訳すれば「多様性」となり、企業においてはダイバーシティ経営という言葉で使われる経済用語ですが、まさに塾がいろいろなコンテンツを利用して経営するこれが、学習塾のダイバーシティ化ではないかと思うのです。名大SKYのどのカリキュラムもコンセプトはしっかりしていて、かなり教育的な内容になっていると思いますし、マインクラフトは今の小学生男子では知らない子がいないほどの有名ですから、塾生が思うように集まらないで苦労している塾などには、大変集客力のある教材であると思います。塾との相性を考えましたが、曜日や時間帯を変える事で塾との区分けは可能です。そして一番言える事は名大SKYのこのコンテンツは安い!という事です。もう大手の塾チェーンなども始めていますがかなりの料金で、我々は小さくコツコツやってゆけば、それなりの生徒が集まり収益も見込めるでしょう。

 

ある塾長がこのプログラミング教室チラシを撒いたところ、塾のチラシでは1万枚でも反応が有るか無いかであったが、5~6人の問い合わせがありその知人まで入って、マインクラフトの人気に驚いた!と興奮して話していました。

 

使用パソコンも最新型のではなくてもよくて、今の最新型のCPUは第9世代と言われるものですが、マインクラフトのプログラミング教材は第4世代以降のCPUパソコンが推奨ですから、安くパソコンも揃えられるのです。ですからこれからの塾の経営方式の一つの流れになっていゆくでしょう。

 

ふと「潜水士の街の多様性」は英語でどういうのか調べてみました。
Divers’ city diversity と言うようです。

 

 

To be continued・・・

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