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小笠原先生の「明日の空(Tomorrow’s sky)に向かって」69

  「半沢直樹」この番組ほど次の放送が待ち遠しいテレビ番組は、最近私にはなかった。銀行の世界のことなどはまったく素人だが、そこのかかわる人々の世界や人と成りを知るにつけて、だんだんこの番組の意図にはまってゆき、最後には時代劇のような勧善懲悪のドラマにどっぷりと浸らせられていたのである。
 

 このような勧善懲悪の話は今までもたくさんテレビドラマでは出回っていると思うが、なぜこの番組は見たくなるのか自分なりに考えてみた。やはり政治に対する、社会に対する、会社に対する、そして世の中に対する国民の腹の底にある本当の「怒り・不安」が、そういう気持ちにさせるのではないかと、自分なりに結論を出してみた。
 

 この番組は視聴率が20%以上とかはたまた40%近いとか言われているし、テレビドラマの衰退が叫ばれて久しいが、まだまだこれだけの作品が作ることができる可能性(ポテンシャル)を、はっきり示してくれた番組であるのはまちがいない。翌週からの日曜の夜がつまらなくなってしまい、7月19日から始まった今回の半沢直樹を見返しながら、もう次の「半沢直樹」が待ち遠しい私である。
 

 こんな待ち遠しい気持ちに塾生たちに塾をさせられないものかと考えて、10月からはプログラミング教室を始めることにした。名大SKYではカルチャーキッズの範疇であるプログラミング教室を、塾で始めるにはやはり稽古事に近い教室をよりアカデミックなテイストに変える必要があるのではないかとも思う一方、中3の受験生でさえ9月の大会が終わらないと受験勉強で塾に来ない我が地方で、果たしてゲーム性のイメージの強いプログラミング講座を、塾の学習科目として成り立たせるにはどうしたらよいのかをずっと考えていて、なかなか教室開設に踏み切れなかったのである。だからすでに導入している教室の塾長に話を伺い、その教室を見学し塾長たちの努力と工夫を実際に垣間見て、マニュアルからでは到底引き出せないその地方に合ったまたは生徒各個人にあった教室作りが、より大切だと感じたのである。
 

 ある教室でとても塾など来られる学力ではない生徒が、プログラミングを目的に塾に来ていた。その塾長は親の意向も配慮しプログラミングの前に学校の算数の授業を少しやって、それが終わったらご褒美のようにプログラミングをさせていたのだ。もし勉強だけだったらその子は塾には来ていないだろうし、プログラミングだけだったら算数の授業はしていなかったであろう。少しでも勉強に目を向けるようになったその小学生の姿に保護者は「塾に預けて良かった」と塾長に話したそうで、その話を聞いて私は塾でのプログラミングを始めようと思ったのである。
 

 番組の半沢直樹では「本当のバンカーとは」という命題が、あの番組の根底にしっかり流れていたから、今回余計に「塾でするプログラミング教育とは」と強く意識したのである。そしてさらに「真の塾教育とは・・・」などと再び考えたのであった。
 

To be continued・・・

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