新着情報

2023年2月号 小笠原先生の「明日の空(Tomorrow’s sky)に向かって」99

小笠原先生のコラム

小笠原先生 小笠原 隆政(おがさわら たかまさ) <プロフィール>
塾ミシガン高知 代表
・1985年 米国ミシガン大学の語学理論を用いた英語・英会話教室を開設
不変の語学理論(聴・話・読・書)の応用実践教育を展開
学習時間が自由に選べてキャンセル、変更が自由にできるチケット制を導入
・2004年 英語教室では大変成果があがり、多くの方に切望されていた総合塾に改編
パソコン教材も導入し、他の科目も語学理論に沿って立体的に応用指導
・2015年 教室創立30周年名大SKY連載コラム「明日の空に向かって」の執筆開始
教室が英語の四技能を測れるCBT検定の「GTEC」検定会場に認定される
大きな塾よりは自分の目の届く範囲での直接指導塾にこだわって経営している

 

コチラからコラム99号を動画でご視聴いただけます

こんにちは、寒いですね。2023年2月号のコラムは99号になります。という事は来月号でちょうど100号になるわけです。年間12号休まず書いてきましたから8年以上という事でしょうか、途中いろいろな先生方がコラムを書かれましたが、どういうわけか私が一番長くそして多く書かせていただいています。

今回このコラムを書くに至りまして、酒井社長からコラムの執筆を頼まれた時の話を思い出します。文章を書くのは好きで地元新聞に季節ごとに投稿しては、社長に掲載記事を見せていたのでした。新聞に掲載される文章内容ですから、誰が読んでもおかしくなくてもっともな内容なのですが、社長はもっと私のカラーを出して書いてほしいとの依頼でした。

当時、塾と言えば大きな塾が主流かもしれませんが、それらの塾も最初はほんとに小さな塾だったわけで、その塾が始めた時の気持ちを書き続けたいと私は思ったのです。いきなり数百人の規模の塾はできないですから、私の塾のポリシーである塾長の自分が、塾生全員を直接指導監督できる塾のコンセプトを元に、このコラムも書き始めました。

というのも、塾に入塾問い合わせの相談に来たら、経験豊富なその塾の塾長が懇切丁寧にその塾の説明をしてくれるのです。中にはその話にいたく感動して入塾を決める生徒さんもいるのですね、でも入塾金や授業料を払っていざ授業になったら、その感動的な話をした塾長はどこにもいなくて、アルバイトの若い講師がその生徒の勉強を見るというのです。生徒や保護者は「あの説明してくれた先生が授業をしてくれると思っていたのに・・・」と思いながら、授業を受けがちなのです。

私が提唱している「ワンオペ塾長経営」は「塾長が全部指導する」事なのですね。私はその考えを元にずっとコラムも書き続けてきました。でも人間は仕事の事ばかり考えられるものではありませんし、そうすべきでないと私は常々思っていまして休日などは、できるだけ塾と距離を置くようにしています。
「塾」という頭脳労働は考える以上に体力を必要とし、疲れるものだからです。

若い頃は音楽も集中してやりました。楽器演奏だけでは飽き足らず作曲や編曲、指揮まで勉強しました。楽器演奏が体力的にきつくなってきて歌にも挑戦、それまでの音楽知識を駆使して出場し、高知県下では誰でも知っているカラオケ番組のチャンピオンにもなり、テレビ中継もされました。塾の宣伝にもなりましたね、ですからカラオケは皆さんとは一味違うと思います。

そして155ccの特注の屋根付きスクーターが愛車です。雨が降っても炎天下でも気持ちよく高速道路もツーリングができます。そして今勉強中なのが軽ワゴンでのカーキャンプです。一般車両をキャンピング用に改造してゆく楽しみと、どこでも好きなところ行ったらそこでキャンプができて、ゆっくり自然と対話ができるのです。今年の元日は家族の用事がありましたのでキャンプの師匠と昨年大晦日の日の出を見に、海辺のキャンプ場に行ってきました。夜は寒かったですが焚火を囲み、熱燗を飲みながら互いの人生についてあれこれ語り合ったのでした。冬の夜空には満天の星空がひろがり流れ星も見えて、一年の憂さを晴らせた気分でした。

あなたの気分転換法は何ですか、疲れは知らず知らずに溜まってゆきますし、心の疲れは週1回の休日では取れないかもしれません。長年の経験から一人は良くありません。塾の事を話せる知人を持つべきです。疲れたと思ったら休みには意識的な気分転換を是非お勧めします。そしていつも元気な塾長として心と体の健康に留意されて、あなたの大切な生徒たちを良い方向に導いてあげてください。

To be continued・・・・

 

(追伸)しばらくの間「投稿BOX」を「お悩み相談BOX」に変更したいとおもいます。今までも多少相談に乗ってきました。塾運営に関して個人的な欲張ったお悩み相談は困りますが、一般的なお悩み話を書いていただいて、発表するぐらいならこの場を借りてできると思います。「生徒が集まらない、運転資金が不足気味だ、生徒の学力が伸びない、講師がいう事を聞かない、自分の学力に不安だ…」など悩みを上げると切りが無いでしょう。私でも解決策は出せないかもしれませんが、文字にしてみて誰かに伝える事により、その塾長の悩みの心は軽くなるかもしれません。内容によってはもしかすると、全国様々な塾長からお知恵を拝借できるかもしれません。プライバシーは厳守いたします。匿名で結構で公表はしませんが、地方名と塾の規模くらいはお知らせください。

お悩み相談BOX

名大SKYコラム担当 塾ミシガン高知 小笠原隆政

 

次の記事 

前の記事 

このページの先頭へ