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小笠原 隆政(おがさわら たかまさ) <プロフィール> |
あんぱん
「何のために生まれて何をして生きるのか、答えられないなんてそんなのは嫌だ・・・」
『アンパンマンのマーチ』の歌詞ですが、じっくり読み返すと哲学のような歌詞です。今高知出身の漫画家やなせたかしさんをモデルにした、NHKの朝の連続ドラマ「あんぱん」が始まっています。しかしこの難解な歌詞に子どもでも歌えるかわいいメロディーを載せたのは、私の大好きな作曲家の三木たかしさんです。編曲も実にかわいく作られています。
この『アンパンマンのマーチ』の話は置いておいて、この方の経歴を見るとすごい方だと分かります。絵は上手だしエッセイや歌詞も書き、お芝居の演出や司会もできた方なのです。私の出身高校の先輩に当たりますが、地元新聞社の仕事では飽き足らず、上京して一年ほど後から東京で活躍されます。器用にいろんなことができる方でしたが、漫画家としては遅咲きだったようで、代表作の『アンパンマン』が映像化されてヒットしたのは、60代の時だったようです。
人生は諦めない事ですね。良くない時があってもやりたいことをやっているのなら、じっと次のチャンスを狙うべく力を蓄えるべきでしょうし、今調子が良いのならこの好調さはずっとは続かないと理解して、やはり万一の時に備えるべきだと思います。こんな風に話すと「だから年寄り塾長は嫌いだ」と若いバリバリの塾長に叱咤される事でしょう。しかし、人間には寿命があります。生きている限り歳は取るのです。
私は若い頃苦労して払った国民年金に私は今大変助けられ、理想の塾経営が出来ています。その理想は人によって違うでしょうから、何が良くて何が良くないなどとは私は言いませんが、塾生には将来私の塾に通って私に習ってよかった!と思ってもらえる監督指導をしているつもりです。
人を多く使って大きな塾を経営するのも良いでしょうし、塾長一人でしっかり生徒に向き合い成績を上げて、ゆきたい進学先に入る手助けをするのも、素晴らしい塾経営です。ですからあなたの教え子のお子さんがまたあなたの教え子になるくらいまで、塾を続けられてみてください。すると私の言っている意味がきっと解ります。
あなたは何のために塾をされていますか、そしてそれからどうされますか。そしてどんな年寄り塾長になりたいですか?
やなせたかしさんの詳細は次をご覧ください。
やなせたかし – Wikipedia