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小田原健一先生の情熱の個別セミナー12

小田原 健一(おだわら けんいち)
<経歴> 

神戸の中堅塾の個別指導部門の責任者を務める。
生徒数を18名から281名まで伸ばす。
不振校舎の業績改善においては、年度当初69人の生徒を半年で181人まで回復。
2013年、個別指導塾コンサルタントoffice lokki(オフィスロッキ)を設立。


<ご挨拶>

こんにちは。兵庫県で個別指導塾のコンサルタントを行っている小田原と申します。
生徒の成績も塾の経営もその本質は変わりません。
それは正しいことを、適したやり方で、必死のパッチに頑張ること。
間違ったことをどれだけ頑張っても成果は出ませんし、やり方が適していなければ成果が出るまでに時間がかかりすぎてしまいます。
原理原則を踏まえて、また会話を大切にしながら、貴塾の課題克服に貢献できればと思っています。よろしくお願いします!

保護者とのコンタクトが口コミの秘訣!②

一歩外へ出ると、金木犀の香りに包まれる季節になりました。夏期講習が終わって一息つくまもなく、2学期の中間テスト対策や集客のイベント、冬期講習の構想とお忙しい毎日かと思います。季節の変わり目は体調を崩されやすい時期です。お体にはくれぐれも用心いただき、今月も大活躍されてくださいね!

 

今月は前回に続いて口コミについてのお話です。前月口コミを演出するためには塾の強みを見直し、どのような言葉を口コミとして拡散したいのかを決めることと、保護者とのコンタクトを継続的に図ることが重要である点についてお伝えいたしました。

 

今回は保護者とのコンタクトの具体的な方法についてお話します。保護者とはぜひ月1回は直接会ってお話し、またはお電話でお話したいものです。メールではどうしても事務連絡が中心になります。保護者の感情を受け止めるためにはやはり会話によるコミュニケーションが欠かせません。いくつかの施策をご紹介します。

 

①三者懇談…年間2~3回は三者懇談(または保護者との二者懇談)を行いたいところです。生徒や保護者のお困りごとを聞き、指導方針を立てるとともに家でどのようなことに注意して勉強したらいいかをアドバイスします。学校の懇談は先生からの評価を聞くようなスタイルです。一方、塾の懇談は生徒が前向きな気持ちになれる動機付け装置であるべきです。『懇談会に行ったら子どものやる気が上がった!』といった効果を作れれば、それは大きな口コミの源になります。

 

②保護者会…無学年の保護者会を行います。ある程度の生徒数がいるようであれば例えば中3生の保護者と、それ以外の学年の保護者という形で2回開催してもいいでしょう。受験・勉強に関する話や家庭での親子コミュニケーションといった話を1時間くらいで講演します。塾の様子を盛り込んで伝えてあげると、保護者の方に喜ばれるでしょう。参加者が少ない場合は講演のスタイルにせずに、ケーキや紅茶を用意して座談会のような形で行うのがおススメです。年間1~2回くらいの頻度で行うといいでしょう。塾長先生のお人柄がよく伝わり、口コミの広がりが期待できます。

 

③架電…5~10分の時間でいいので月に1回は保護者に電話を入れたいところです。『毎月お電話をかけると言っても話すネタがないよ』とお感じの先生も多いことでしょう。毎月お電話をかけるのは塾から何か連絡をすることだけが目的ではありません。それ以上に保護者のちょっとしたお困りごとをお聞きすることも大きな目的です。生徒の近況を軽く伝え『お母さんの方で何かお困りごとはありませんか?』と聞いてあげましょう。数ヶ月に1度の30分の架電よりも月1回5分の架電の方がより効果的です。接触回数を増やすことで、保護者は塾に対してさらに親密さを感じてくれることでしょう。

 

④送迎時の挨拶…塾生の多くが保護者の送迎で塾に来ているような環境であれば、送迎時のコミュニケーションを活用したいところです。架電と同様に今日の授業での状況を簡単に伝え『お困りごとがあればいつでも仰ってくださいね』と言葉を添えておきましょう。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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